ToupTek社(トープテック社)プロフィール
トープテック社は、中国にて親しい友人達と設立した会社で、顕微鏡、天文学、医用イメージング、産業検査など、多くの分野で世界的なカメラベンダーです。
トープテック社はUSB2.0カメラ、USB3.0カメラ、HDMIカメラ、WI-FIカメラなど、最も完成した製品ポートフォリオを持っています。
弊社は特に、「E3CMOSシリーズCマウントUSB3.0 CMOSカメラ」と「XCAM1080PHA CマウントHDMI + USB CMOSカメラ」および「AFDM オートフォーカスデジタル顕微鏡」を販売します。
E3CMOSシリーズ
ToupTek社のE3CMOSカメラは、画像取り込み装置としてSONY Exmor CMOSセンサーを採用し、データ転送インターフェースとしてUSB3.0を使用しています。
E3CMOSカメラの分解能は0.4M〜20Mの範囲で、一体化されたCNCアルミニウム合金コンパクトハウジングが付属しています。
E3CMOSカメラには、高度なビデオ&画像処理アプリケーションToupViewが付属しています。Windows / Linux / OSXの複数のプラットフォームSDKを、ネイティブC / C ++、C#、DirectShow、TwainコントロールAPIを提供しています。
E3CMOSカメラは、2 CDS(Correlated Double Sampling)手順により、最も感度が高く、ノイズの少ない最新のSony Exmorセンサーを使用します。この機能により、E3CMOSカメラは、蛍光顕微鏡アプリケーション、天文アプリケーションなどの暗視野アプリケーション、および明視野アプリケーションに最適です。
E3CMOSカメラは、従来のCCDカメラを、高感度、低ノイズ、グループシャッター(一部のセンサーにはグループシャッター付き)などの独自の機能からある程度まで置き換えることができます。USB3.0のおかげで、フレームレートは速く、8、12,、14bitのデータ転送が利用可能で切り替え可能です。
特徴
- SONY Exmor USB3.0インターフェースを備えた裏面照射型CMOSセンサー
- リアルタイム8/12/14/16bitスイッチ(センサーに依存)
- 最大1120mVの超高感度(IMX185)
- 超低ノイズと低消費電力
- 2.3Mから12Mの間のハードウェア解像度
- 先進のビデオ&画像処理アプリケーション「ToupView」
- Windows / Linux / Mac OSマルチプラットフォームのSDKを提供
- C / C ++、C#/ VB.Net、DirectShow、Twain、Lab View
カタログ・仕様書等(英文)
XCAM1080PX CマウントHDMI + USB CMOSカメラ
ToupTek社のXCAM1080PXシリーズは、1080Pの高解像度映像を最大60fpsで出力可能な次世代のライブビュー・イメージングシステムです。R/G/Bの原色モザイクフィルターを採用したソニー製Exmor/Starvis裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、高感度・低ダークカレント・スミアフリーを実現しました。
標準のCマウントインターフェースを採用しており、様々な顕微鏡システムとの互換性を最大限に確保しています。HDMIモニターに接続すればスタンドアロンのレコーダーとして使用でき、USB経由でPCに接続すれば、画像キャプチャやビデオ録画が可能です。
ハードウェアによる3Dノイズリダクション、シャープネス、トーンマッピングといった高度な制御機能により、静止画・動画の品質が大幅に向上しています。
付属のWindows用ソフトウェアは、画像展開や計測ツールに加え、イメージスティッチング(画像連結)や拡張焦点深度合成といった高度な合成機能を提供します。MacおよびLinux向けには、ビデオ・静止画キャプチャと基本的な処理機能を備えたライト版ソフトウェアが用意されています。
XCAM1080PXシリーズは、実体顕微鏡や生物顕微鏡での使用のほか、オンラインでの双方向教育など、幅広い用途に適しています。
特徴
- ソニー製Starvis裏面照射型CMOSセンサー搭載
- フルHD画質(1080P)でのHDMIビデオ出力
- キャプチャした画像・動画を保存するためのSDカードスロット
- カメラ制御のためのソフトウェア「XCamView」を内蔵
- 強力なISP(イメージシグナルプロセッサ)と関連する画像処理機能
- ハードウェア3Dノイズリダクション、シャープネス、トーンマッピング機能
- PCソフトウェアによるイメージスティッチングや拡張焦点深度合成(Windows)
- Windows / Linux / Mac OSに対応した高い互換性(USB接続時)
- 汎用性の高いCマウントを採用
- CNC加工による高精度な筐体設計
製品モデルと仕様
仕様 |
XCAM1080P2MPA |
XCAM1080P8MPB |
センサー & サイズ(mm) |
Sony IMX385(C) 1/2" (7.2x4.05) |
Sony IMX415(C) 1/2.8" (5.57x3.13) |
ピクセル(μm) |
3.75x3.75 |
1.45x1.45 |
G感度 / ダークシグナル |
1175mv (1/30s) 0.15mv (1/30s) |
300mv (1/30s) 0.13mv (1/30s) |
FPS / 解像度 |
HDMI: 60@1920x1080 USB: 50@1920x1080 |
HDMI: 30@1920x1080 USB: 30@3840x2160 |
ビニング |
1x1 |
1x1 |
露出(ms) |
0.04 - 1000 |
0.04 - 1000 |
AFDM411 オートフォーカス デジタル顕微鏡
AFDM411は、カメラ、電動連続ズーム対物レンズ、LED照明を一体化したオールインワン設計の電動オートフォーカス・デジタル顕微鏡です。オートフォーカスとマニュアルフォーカスの両モードに対応し、観察対象や用途に応じた柔軟な操作が可能です。
高性能ソニー製4K CMOSセンサーとARMコアを内蔵し、PCを介さずに直接HDMIモニターへ4K映像を出力できます。さらにUSB、LAN(Ethernet)、Wi-Fiといった多彩な出力インターフェースを備え、様々なシステムへ柔軟に統合できます。
本体には制御ソフトウェア「XFCAMView」が組み込まれており、付属のUSBマウスを接続するだけで、カメラ制御、オートフォーカス、計測、保存といった全ての操作を直感的に行えます。撮影した画像や動画はSDカードやUSBメモリに直接保存でき、現場での分析や研究に役立ちます。
AFDM411は、工業製品の検査、医療分野での観察、教育・研究、オートメーションシステムなど、幅広い分野で活躍します。
特徴
- 4Kカメラ、20倍電動ズームレンズ、LED照明を統合したオールインワン設計
- 高速オートフォーカスと電動での連続ズーム操作
- 低倍率での広視野(最大200mm x 112.5mm)による迅速なターゲット捕捉
- 高倍率での高精細観察(最小10mm x 5.6mm)
- 高感度ソニー製 1/2.8インチ 4K Starvis CMOSセンサー搭載
- 4K HDMI/USB/LAN/WiFiの多彩なビデオ出力に対応
- SDカード/USBメモリへの画像・動画の直接保存、ローカル再生が可能
- USBマウスだけで全機能を操作できる内蔵ソフトウェア「XFCAMView」
- ソフトウェアから輝度調整が可能な専用LEDリング照明
カメラモジュール仕様 (AFDM411搭載モデル)
仕様 |
H4KPA (本機搭載) |
センサー & サイズ(mm) |
Sony IMX415LQR-C 1/2.8" (5.57x3.13) |
ピクセル(μm) |
1.45x1.45 |
G感度 / ダークシグナル |
300mv / 0.13 (1/30s) |
FPS / 解像度 |
HDMI: 30@3840x2160 NETWORK: 30@3840x2160 USB: 30@3840x2160 |
露出(ms) |
0.04 - 1000 |
レンズモジュール仕様
仕様 |
EMZO-20XA |
作動距離 (WD) |
150mm - 195mm |
ズーム範囲 |
0.028X - 0.56X (20倍ズーム) |
視野 (FOV) @1X |
200mm x 112.5mm |
視野 (FOV) @20X |
10mm x 5.6mm |
MTF |
160 lp/mm |
歪曲収差 |
0.5% |
照明モジュール仕様
仕様 |
DRL-5076A-NPC |
LED |
8 CREE xpes |
電源 |
3V / 3A |
内径 / 外径 |
50mm / 76mm |
OCAMシリーズ HDMIカメラ
OCAMシリーズは、PCを必要とせず、実体顕微鏡や生物顕微鏡から直接、高精細な映像や画像をキャプチャできるスタンドアロン型のHDMIカメラです。
ソニー製Starvis裏面照射型CMOSセンサーと、強力な画像処理機能(ISP)を搭載。カメラ本体に内蔵されたソフトウェア「XCamView」により、USBマウスを接続するだけで高度なカメラ制御や多彩な計測機能を利用できます。自動エッジ検出や自動矩形計測などのインテリジェントな測定機能は、作業効率を大幅に向上させます。
撮影データはUSBメモリに直接保存でき、その場でプレビューや再生、画像比較も可能です。生物顕微鏡用と実体顕微鏡用の設定をワンタッチで切り替えられるため、一台で様々な観察シーンに迅速に対応します。
主な特徴
- ソニー製Starvis裏面照射型CMOSセンサーによる高画質撮影
- マウスで全機能を操作できる内蔵ソフトウェア「XCamView」
- 自動エッジ検出や自動平行線間距離測定など、インテリジェントな計測機能
- グリッド管理やカスタマイズ可能なテンプレート機能
- USBメモリへの直接保存、ローカルでのプレビュー・再生・画像比較に対応
- 暗部強調、シャープネス、3Dノイズ除去など強力なISP(画像処理機能)
- 生物顕微鏡モードと実体顕微鏡モードのクイック切り替え機能
モデル別仕様
仕様 |
OCAM4K 8MPA |
OCAM4K 8MPB |
OCAM1080P 2MPA |
OCAM1080P 2MPB |
センサー |
Sony IMX678 |
Sony IMX415 |
Sony IMX385 |
Sony IMX462 |
センサーサイズ |
1/1.8" |
1/2.8" |
1/2" |
1/2.8" |
ピクセル(μm) |
2.0x2.0 |
1.45x1.45 |
3.75x3.75 |
2.9x2.9 |
G感度 / ダークシグナル |
1364mv 0.15mv |
300mv 0.13mv |
1175mv 0.15mv |
921mv 0.15mv |
FPS / 解像度 (HDMI) |
30fps @ 3840x2160 |
30fps @ 3840x2160 |
60fps @ 1920x1080 |
60fps @ 1920x1080 |
露出(ms) |
0.04-1000 |
0.04-1000 |
0.04-1000 |
0.04-1000 |
適用分野
生物学分野(線維性結合組織、ゾウリムシの観察など)から、工業分野(電子回路基板の検査など)まで、幅広い用途でご使用いただけます。